禁煙外来の保険適応
☆たばこ問題☆
禁煙外来を10年ばかりやっているが、この6月からニコチンパッチも保険適応になったために患者が急増した。あらためてタバコを止めたいのに自力では止められない人の多さを思い知った。保険適応の条件の一つとしてニコチン依存症の治療に文書で同意してもらうことになっている。うちで使用している書式に「私はニコチン依存症であることを認め、」という一文があるが誰もこれに異議を唱える患者はいないし、TSDという依存度判定のアンケートをしても不思議と全員が依存性について自覚している。
今日問題にしたいのはJTのホームページである。JTは厚生労働省が禁煙治療を保険適応としたことによほど不満があるらしく、JTとしての意見を書いている。この文章があまりに稚拙で科学的根拠に乏しく、元喫煙者の僕でさえ「屁理屈」にしか映らないのである。この文章で勇気づけられる喫煙者が本当にいるのだろうかと思っている。たばこは「依存性が弱い」ことを必死で主張しているわけだが、もし書いている本人が喫煙者ならこんな下らない記事は絶対に書かないであろう。元喫煙者の僕が言うのだから間違いない。禁煙は本当にたいへんだった。死ぬ思いでがんばって禁煙した。だから「たばこ」が大嫌いなのだ。
JTのご意見サイト
http://www.jti.co.jp/JTI/attention/20060123.html
当院の禁煙外来
http://fukui-med.com/nosmoke.html
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